2010年北欧研修【第6日目-3】フィンユーロ

フィンユーロ
デンマーク モダニズム デーンニシュダニズムその中に ヤコブセンも入っている。ヴィーナー。
若いとき、アートヒストリ(アートの歴史を研究する)になりたかった。父親がそれでは食べていけないよと言って、美術工芸大学工芸学科へ入学した。
学生の時に研修生としてラオリッゼン建築設計事務所へ入って、見習いとして入ったが11年いた。
デンマーク王立建築協会へ、学校を卒業していなかったが、すでに有名になって名をはせていたのでそこへ入れた。
建築家というより、家具のデザイナーである。
家具デザインは、自分で勉強した。
この家は家族が住んでいた家。
L字型の家。
(パンフレット)
オリジナルは、180?
増築した部分を含めると207?
フィンユーロ曰く、この家は、透明度のある住宅
住宅の空間からオブジェを考えた。
空間が大切。
ゆったりとくつろぐ部屋は、全部庭に向いている。仕事をする部屋は、庭から離れている場所にある。
デンマークの特別の言葉「ヒュッケ」
英語にも、日本語にも訳せない。
太陽が出ていても「ヒュッケ」
「ヒュッケ」小さな喜び、幸せ
「ヒュッケ」が出来る部屋が全て庭に向いている。
とにかく機能主義
自由であること、明るいということ、空間があるということ。
モダニズム 北欧では2つの大きな出来事があった
1930年 ストックフォルムで大きな建築にかかわる出来事があった。グンナ・アスペロン建築家【スエーデン】
1930年 コペンハーゲン  アーナヤコブセン フレミングラッセン 将来の住宅が開かれた
この二つが基になって、北欧にモダニズムが確立した。
ところが、北欧でモダニズムが完成したのは 1930年だが、
モダニズムという概念が出来上がったのは、世界では1914年?1919年
コルビジェ  ミースファンダーロー フランクロイドライト モダニズムという概念を確立していた。
これから、インスピレーションを得て北欧モダニズムを確立した。
フィンユーロのモダニズムは、有機的なモダニズム。
ヤンウツゾン シドニーのオペラハウスを設計した
同じ系統。
有機的なモダニズムとはどういう事か?
有機的とは、非常に柔らかいこと。
建物ではなく、建物の中の家具などに力を入れること。
特徴
飾りが一切ない。
昔のギリシャなどの飾りがない。
飾りをとったモノ。
その飾りとは、当時不必要なモノと言う考え方が出てきた。
ヨーロッパの歴史的背景を一度全部忘れて、新しく建てた。というのがモダニズムの発症です。
建築 硝子 コンクリート スチールを使用したこと。
建築様式として、すごく新しい素材を使用したこと。
デコレーションをとったが、その代わりに色を使用する。
1940年の時にドイツ軍に占領されていた。
フィンユーロが1942?89年まで住んでいたところ
全て、オリジナルな色へ戻している。
中に入ると、意外とカラフルである。
居間に入ると黄色い壁の色になっている、キャンプへ行って太陽が昇るとテントの中からその光を見るのと似ているので、この色にしているとのことです。
家の建築より、家具の設計が有名。
総合芸術家 家の中のもの全て食器までデザインする。
ヤコブセンは、現在でもインテリア商品は商品化されて買うことができるが、残念ながらフィンユーロは、今はありません。家具のみである。
フィンユーロの夢、将来家から、家の中のモノ全てデザインをしたモノを普及させたいというのが夢だったそうです。
20歳のころに独立して、アパートの中で使用するモノをまずデザインしたそうです。
チーク材を材料にして、当時の家具職人と一緒に自分の使う家具をデザインした。
詰め物をした家具と木の美しさだけを追求した家具の2種類にわけられる。
角のない、丸みのおびた柔らかいデザイン。
家具職人ではなく、芸術家と呼ばれていた。
昔の石器時代のモニュメントから非常にインスピレーションを受けた。何千年も前のモノに目を向けた。
 
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室内の撮影は禁止されていました。
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