東京大学大学院 ヒアリングを受けました

Zoomを使用して、昨年末受賞したリフォーム施工についての質問を受けました。

内容は下記の質問に対して約1時間お答え致しました。
環境学専攻している方々なので、的確な質問内容でした。
当社として、これから未来のある学生に少しでもお役にたてましたらうれしく思います。そして、カタチだけではなく、本当の意味で環境を考えた家造りが進められることを望みます。
  

東京大学大学院 新領域創成科学研究科
社会文化環境学専攻 清家研究室 修士2年 

1. 調査目的
この度は、調査にご協力いただき誠にありがとうございます。
住宅の断熱性能向上が求められている現状を踏まえ、戸建住宅における部分的な断熱改修に注目して研究を行っています。研究にあたり、「住まいのリフォームコンクール」過去10年分の入賞作品を調査し、断熱改修を実施した優良な事例として、特に御社の入賞作品に着目いたしました。
つきまして、御社の入賞事例に関するヒアリング調査を行えればと考えております。ご検討のほど何卒宜しくお願い致します。

2. 対象作品
第37回 「大きかった家を最適化して快適に住む。」

3. ヒアリング項目
 対象作品に関して
3.1. 対象作品について、断熱改修に関わる各部位の仕様・建材・構法などはどのような観点から選定されたのでしょうか。また、それらは御社の中で一般的な仕様・建材・構法でしょうか。
3.2. 対象作品について、どのような経緯で断熱改修が計画されたのでしょうか。(御社からの提案内容、施主様とのやり取り、御社内で議論された内容など)
3.3. 対象作品について、改修費用・工期のうち、断熱改修にかかった割合はおよそどの程度でしょうか。
3.4. 対象作品について、1階部分が断熱区画となっていますが、区画はどのように決定されたのでしょうか。また、決定の際にどのような事項を考慮されたのでしょうか。
3.5. 対象作品について、1階と2階の間に外部用のサッシを用いて気密ラインを設けていますが、御社の中でこれは一般的な方法でしょうか。また、住宅内部に気密ラインを設ける際に、特に考慮される点などはありますか。

 御社の担当事例全般に関して
3.6. 断熱改修に関して、担当者としての経験の中で、設計、施工、施主様とのやり取りなど全体を通して難しい点や時間・手間を多く要する点などはありますか。
3.7. 対象事例以外に、御社の担当事例で断熱改修を含む事例は年間で何件程度ありますでしょうか。そのうち、部分的な断熱改修を実施したものはありますでしょうか。