エコビオ省エネルギー住宅北イタリア研修_5(Klima Haus.Casa Clima)

パッシブハウスに対して対抗的な意見がありました。その事に興味を引かれ現実的な取り組みとして理解出来ました。
パッシブハウスは、設計にのみ力点をおいて実際の完成した建物がその性能を有していない現実があることを指摘していました。この点について私も以前からそのように思っていたことでした。
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説明のメモの一部です。
□メガソーラーを付けることではなく、建物の性能を上げる事が重要である。エネルギーを使う前に必要量を減らすことが大切です。
□矩計図の図面も大切ですが、それを模型でテストすることも大切であり、モデルを作成することもしています。
□この街の人口は50万人しかいないですが、新築のプロジェクト1500を年間こなします。
□図面だけの計算を一所懸命やっても無意味です。品質管理が大切。リアルが大切なのです。
□デコボコの外壁は外断熱はしない。ヒーテングシステムだけで考える場合もある。その時に合わせて考えているそうです。
□省エネ改修は、カーサクリマはプラットホームなのです。
□省エネオタクだけにではなく、普通の人にでも対応出来るように考えるのです。
□パッシブハウスは理想。オタクなのです。
□より完全にするにサーモグラフィーを使用します。
□品質管理にはコストがかかるのです。パーフェクトを目指します。
例)サーモグラフィーの専門家を呼んで見てもらう。結果的にミスがなくて良くなる。
□意味のあるところで線を引くことが大切。どこで線を引くか?
□パッシブハウス協会=ロールスロイス、クリマハウス=トヨタの考え。
□換気システムは取付た後から始まるトラブル対応があるのです。
□ローバーストの家。タフな家であること。
□エネルギー性能にこだわるのも大切であるが耐久性が大切なのです。メンテナンスが大切なのです。
□家は人間のライフスタイルに合わせることも大切なのです。
□カーサクリマの運営コストは400万ユーロ。予算の1割は地方から、9割は自分達で支払っているのです。
□住宅の完成度を800ユーロでチェックしています。
□パッシブ研究所の発表は26℃以下。絶対湿度12g/1 m3であるが、環境には人間は順応するのです。
つづく
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