エコビオ省エネルギー住宅北イタリア研修報告の最終回です。
今回は、北イタリアのボルツアーノを中心にした研修でしたが、ドイツからイタリアへ移動のついでにオーストリアとドイツの現場も視察したのでした。最終回は、北イタリアからドイツへ移動するときに食事をした町からです。
古い建物は、この様に下から水分を吸い上げ傷んでいるところが沢山あります。行く先々でこの様にこまめにメンテナンスをしているところを見かけます。ヨーロッパの古い町並みはあこがれますね。
私は以前、石造りの建物だから100年以上経過しても建てたときのままメンテナンスしなくても、そのままの姿で古い建物が残っているのではないかと思っていました。何度もヨーロッパを訪問して、その場所で生活をしてわかったことの一つに、石造りの町も、建物も、そのままでは廃墟になってしまうことでした（笑）あたりまえのことですが。。。
木造以外の建築物でも例外なく、こまめに手入れをしている所は、古い町並みも心地よく訪れることができます。こまめに手入れをして丁寧に扱うからこそ古くても価値があるものになります。消費では得られない価値が育ちます。そのような場所で生活している人には、新品（歴史の無い物）に対して歴史があるモノに価値を見いだすことが出来る価値観が育つことがわかったような気がしました。

エンジン付きの自転車。

昔の看板です。
建物に取り付けてある看板は文字ではなく、屋号や一見して何を職業としているか理解出来るような形で表現する看板になっています。

2014年は、10カ国以上訪問しましたのでまたUP致します。
おわり。
y..y