南面の大開口は暖房機
2016/11/26 カテゴリー:リフォームレポート
私たちが住宅を計画するときは、南面を大開口にして、庇や軒をできるだけ日射取得できるようにと考えています。
その理由は、南面の大開口が日射を取得することで暖房機になり、室内を暖めることで暖房負荷を減らすことができるからです。
その為には、断熱性能が良い樹脂サッシに日射取得率が良いガラスを選択することが必須となります。
北国で日射取得の少ない地域だからと言って南面に遮熱タイプのガラスは使用しないで下さいね。
11月26日の晴天、ガラスが日射を十分に取得しています。
東西北はトリプルガラスの断熱タイプ、南面は日射取得を優先に考え16mmペアLOW-EArの高透過ガラスタイプだが断熱性能が劣るため、断熱スクリーンで断熱性能を補うことになります。
ガラスの表面温度が35℃にもなる。まさしくガラスが暖房機になっています。
夏季は外部サッシ上に設置している庇にすだれをつけて日射遮蔽することになります。
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