秋田市川尻 セルロースファイバー天井断熱補強工事

断熱補強の依頼がありましたので、出来る範囲で気流止めを行った後に、袋入りグラスウールの上にセルロースファイバーを入れました。

施主様は、ご自分で気流止めや屋根裏換気の工事を行うほど知識のある方で、断熱気密を良く勉強されている方でした。また、ご自分で屋根に氷柱ができ難いような対策をしておりました。(スゴイです)

セルロースファイバーはただ吹き込んだだけですと、すぐに沈下しますので沈下しにくいように下部から上に向かって沈下しにくい方法で施工しております。場所にもよりますが、全体の断熱厚を300mm以上(希望)になるように吹き込みます。

施工後の2階の部屋の温度が明らかに下がらなくなったとのお話しをお聞きできました。ストーブを消して寝ても朝は暖かいそうです。

天井の断熱補強は結果を出すのが難しい工事ですが、明らかな効果を体験して頂けたことがありがたかったです。(簡単に見えますが気流を止めるのが難しいと言うより大変です)

今回のこの施工は、あくまでも簡素化した施工になります。(断熱材の効果を発揮させるには断熱材の厚み以前に気密が一番大切なことです)

断熱リフォームは、気密断熱化工事の応用になります。今回行ったこの方法で同じように施工しても効果が出る場合と出ない場合があります。天井の納まりと気密シートが無いばあい、どこで気密ラインをつくり施工するかを考えて施工をしています。簡単なようで難しい工事ですが、比較的コストを掛けずに効果を出せる施工ですので、寒さに悩んでいる方はご相談下さい。

注意:この施工方法では氷柱対策はできません。

【施工後】

【施工中】

【施工前】

リノベーションのヨシ

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