秋田県 大きな家の中の一部に快適な空間を造る 壁・天井気密・断熱
2021/04/03 カテゴリー:リフォームレポート
天井の気密施工と壁の気密施工です。
配線を1本1本止めます。固定される配線の処理。
こちらは、シーリングライトなどを取り付ける場合に使用する専用の気密部材です。ドイツ製です。
照明器具を取り付けるときに、電気職人さんが、どうしても配線を動かしてしまいますので、気密の知らない電気職人さんでも気密欠損にならないように、この部材を使用しないときには、天井の上にBOXで気密空間を造る必要があります。日本のメーカーでは、この部材が造られていないのでドイツのモノを使うしかありません。日本の量産ハウスメーカーの断熱気密施工技術は相当時代に遅れています。
天井も防湿気密シートで連続させます。そしてセルロースファイバーを250mm〜300mm吹き込みます。
筋交いの接続部分は合板の下地から処理します。
気密シートを張る前、グラスウール断熱材をいれているところです。ピッタリふっくら入れます。布団のようですね。
古い柱などのかき込み部分はウレタンで補修します。
グラスウールに気密施工を行っているところです。
丁寧に補修をして断熱気密処理をします。
床給水給湯管、排水管も気密処理を行います。
天井から出ている管は、天井の中に断熱気密BOXを造ってその中を通しております。
数十年後この配管を交換するときにも気密ラインが壊れないようにしています。(設備機器の交換メンテナンスを考えた施工です)
何度もリフォームを行ったあとが残る間仕切り壁。
リノベーションのヨシ