減築バリューアップリノベーション 02

床断熱 HGW16Kをタイベックシートで包み込んでいます

既存の束などは全て取り除きました 間取り変更にともないまた強度を上げるためにに束石を新たに施工し直しをして 全て鋼製束にして土間シートを敷きました 

土間シートの上に土を上げているのはシートが床下の換気風でめくれ上がらないようにするためです 

この断熱材の上に

28mmの根太レス合板を張ります

 

給排水管は気密処理のため 事前にしっかり固定します

  

 

軒天材は12mmの無孔板を使用して軒先にはステンレスメッシュを取り付けます

施工手間が掛かるので別の軒天換気材を使用したいのですが こちらの製品が小さな換気口で十分な換気ができるのが利点です 高気密高断熱の家は屋根裏換気はかなり気をつかっております

  

定番の内部から外部へ向かって傾斜する換気口 これはエアコン用の配管口です 外からも中からも完全に気密防水を行います 

こちらの気密シートは国産の調湿気密シートです

普通の気密シートでは内部結露の心配があるところへ使用します

  

こちらは天井裏です

天井の中はこのようになっています 大きな梁の上まで断熱材を吹き込みます

天井の上は下地材の凸凹が沢山あることが多いのでセルロースファイバーを大体吹き込む事が多いです グラスルールでも施行できますがこの位凸凹があるばあいは非常に時間がかかるのでブローイングが最適です

450mmのメモリ以上吹き込みます

間接照明のBOX部分など天井の高低差にあわせて気密処理を行います

うちの大工さんは丁寧です

玄関前セルロースファイバーを壁に吹き込んだ後に家具を取り付けるところは合板により気密処理保護と下地補強を行った上に気密シートを張っています

定番の配管の気密処理とコンセントBoxの気密処理です

この工事が普通ですがとても大切です

気密検査の数字は0.35㎠/㎡でした 今回はあまり使用しない大型片引きスライデングドアを使用しました いくらかサッシからの漏気を確認しました

リノベーションのヨシ