気密・断熱・耐震改修(省エネ3得リフォーム)_その7

付加断熱
北面と西面には、東と南面より密度の高いグラスウールボードを使用している。
前のサイディングの施工時(重ね張り)に、雨水が入り込んでしまう屋根形をコーキングだけで処理が終了している。
そのままでは、雨じまいが悪いので、それも直しながらの施工になる。

いろいろな考え方がありますが、何時もリフォームするときに思うのは、廃盤にならない素材や安易に手に入り施工出来る素材を施主さんへ情報提供するべきだと思う。一瞬の見栄えや若干のコスト差、住宅会社の不必要な個性演出の為に将来必要となるメンテナンス費用は大きく差が出る。知った上で判断するのは、施主さんだからなんとも言えないが、、、


このまま、サイディングを張らずに放置しても下地には、雨水は入り込まないようになっている。
また、このGWBは、撥水性なので、雨に濡れても問題ないです。
雨水が入り込んだときには、土台やサッシまわりの水切りから雨水が流れ出て、湿気がある場合は、通気層を空気が流れているので乾燥させます。

今まで張っているサイディングを外して、また再度使用して張り直す作業は、想像以上に手間がかかる。
まるで、パズルです。
無駄な廃材を出さないで施工できるので、エコなのかな?
つづく