秋田市断熱改修リフォーム?外装リフォーム工事

秋田市のS様邸 断熱改修工事と屋根葺き替え?外壁塗装工事完了いたしました。
S様宅は築17年 外壁のサイディングの塗装とコーキングがいたんでおり、外壁塗装を
検討しておりました。
又、屋根がスレート屋根のため痛みが激しく、塗装だけでは今後の対応年数とランニングコストに疑問を感じるため、外壁塗装と同時に15年保証付のガルバリウム屋根へ吹き替えることになりました。
そこで、奥様が以前から気になっていた「冬、家の中で暖かく、且つ省エネに暮らしたい」との希望で、弊社が得意の断熱改修工事も合わせて行いました。
私達は、断熱施工の前に入念な計算と計画を立てており。
施工前のQ値計算(QPex使用)は以下の通りです。
Q値(家全体の熱損失係数)=2.4と 
S様邸は2×4工法とPVC樹脂ペアガラスを標準仕様だったための次世代省エネルギー基準と同じ数値であり、それなりに性能がでている住宅です。
暖房によるCO2発生量=4,168Kg
暖房用灯油使用量=1,582?(24時間暖房とする)=94,920円/年間 15,820円/月

基礎断熱工事施工前


基礎断熱材施行中 押出法PSF3種50mm

基礎モルタル+メッシュシート施行中

2F小屋裏 施工前

2F小屋裏 セルロースファイバー250mm施工後

1F下屋 断熱材施工前

1F下屋 セルロースファイバー300mm施工中

完成後

完成後の住宅性能値
Q値(熱損失係数)=1.9
暖房によるCO2発生量=3,187Kg
暖房用灯油消費量(24時間暖房の場合)=1,210? 72,600円/年間 12,100円/月
Q値と言っても皆様には馴染みが無い数字なので、解り易い部分で言うと
年間の暖房コストですね。
改修前は94,920円が72,600円 22,320円年間で削減でき、月々だと3,720円ランニングコスト削減となります。
今回のS様宅は改修前の性能が良いため、改修後との差が大きく開きませんでしたが、
快適に生活できること間違いないですね。
次回は、木造在来築10年の住宅で断熱改修工事を行い圧倒的な差がでている
事例をご紹介いたします。
注)年間の灯油消費量はあくまでも、24時間暖房機を運転している状態を計算しております。 就寝時に暖房機を止める場合は、上記の数字の3/2又は日射取得が多いお宅では
2/1なんてこともあります。
このQ値計算は、改修工事後の住宅性能を具体的に判断していただくための材料と
して使用しております。生活環境やリズムなどで相違がありますことをご理解下さいね。
ただ、住宅会社の営業マンが口だけで「うちの家は暖房機一つで大丈夫です」、とか
「うちの家は暖かいです!」なんて言っていることが多いので、私達はより具体的に
ご理解いただけるようQ値計算をしております。
次回をお楽しみに!