二世帯住宅の半分を断熱リフォームする
2009/03/11 カテゴリー:リフォームレポート
二世帯住宅の約半分の25坪の家に家族4人+ワンで住まう予定になり、間取りを変更するついでに断熱リフォームをする(秋田県秋田市)
夏涼しく、冬暖かい。もちろん、ストーブ一台でOK。
細長く部屋が細かくわかれているので、熱交換システムを付ければさらに快適になるのはわかっているが、それを第3種換気のパイプフンを工夫して補っています。
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着工前。
ここも、山を北側に背負っていて裏にはには水がわいている環境。
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地下水が低い位置に流れているので、基礎断熱ではなく床断熱にする。
GWBを敷き込む。
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構造用合板で床を固めてその上に無垢材を張る。
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ほぼスケルトン状態にして間取りを変更した。
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古い土台の上に構造用合板を使用して土台の気流止めにする。
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古い建物は、金物がほとんど使用されていない場合が多いので、必要箇所に金物で補強していく。
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家を包み込むように、防風・防湿シートを連続させる。
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ユニットバスの床になる部分。基礎断熱であれば簡単なのだが、床断熱の場合は結構ユニットバスの断熱ラインを連続するのが大変です。土間コンクリートの上に敷き込み壁の断熱材も床まで連続させる。まだ、知るロースを吹き込んでいないが、吹き込んだ後に更にフォームの断熱材と壁の断熱材の気密処理する。
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ユニットバスの天井にシートを張り、完全に独立したユニットバスを入れる部屋をつくるから寒冷地仕様のユニットバスでも寒くならない。
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サッシを交換しシート気密工法で仕上げる。
この状態で、サイディングを張らない状態で暴風だろうが台風だろうがきても雨水は入り込まない。
しかも、このシートは紫外線や耐摩耗性(風よる)にもずば抜けて優れている。
(ドイツ・フラウンホーファー建築物理研究所では、素材を放置して実験している)
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セルロースファイバー施工後
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換気口も事前にパイプを通して設置しておく。
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ユニットばすの入り口。床断熱の場合は、独立した部屋になるようにせこうする。
セルロースファイバーに限らす、グラスウール断熱材でも同じようにしている。
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事前に穴を開けるところは、初めから小さなあなでもパイプを通して作っておくので、あとから断熱・気密の欠損にならないようにする。
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この現場は、改めて気流止め施工をしなくても普通に施工するだけで性能は出すことが出来る。
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天井もセルロースファイバー。
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玄関は、断熱ドアの他に断熱戸を一枚設けてワンクッション設けた。
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ホワイトウド無垢材です。犬も室内で生活するので滑りにくい無垢材で快適です。
秋田でも日光が入れば冬はストーブは付けなくても十分暖かい。
窓を開ける日もある。
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犬用ウッドデッキ。
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