秋田県秋田市 リフォーム 湿気.結露でのお悩み

夏の結露でお悩みのお客様からお問い合わせがあり伺ってきました。
床下の湿気が酷く、北側にあるトイレの壁から結露水が垂れてこまる
とのご相談でした。
K様宅は、築30年以上の木造在来工法 布基礎 換気口有
床下点検口から目視を行ったところ、床の断熱材がなく壁に断熱材が入っている
形跡もみられませんでした。又、トイレ床下には以前に着けたと言う床下強制排気のため
の拡散器が着いておりました。
トイレの壁が結露を起こすのは、夏の猛暑の時とのこと…
まずは、古い木造在来工法の住宅のデメリット

上記の図は主に冬の暖かい気流が外部へ流れている、様子を書いております
その中でも、床下から湿った空気が壁内へ流れ込んでいる部分が重要です。
K様宅は、夏の猛暑30℃以上の気温でトイレの壁が結露すると言うことは、
気温30℃ 湿度75%の場合の露点温度は25℃となります。
これを踏まえて考査すると、床下の湿った空気(推定22℃前後)が強制拡散器の影響により勢い良く温度を上昇させながら壁内部に入り込み、露点温度となりトイレ壁に結露水
を発生させていると思われます。
結露は様々な原因が考えられますが、原因を突き詰めれば必ず解決できることです。