秋田県秋田市 リフォーム セルロースフィバー断熱/防音工事
2010/11/12 カテゴリー:リフォームレポート
秋田市泉のK様宅
2世帯へするため、増築と改修工事を行っております。
2F寝室の防音と断熱工事を行っています。
対象の壁に厚み150mmになるよう下地を作り、既存のGWを気流止めとして使うのが
安価な施行方法です。
下地と気流止めができたら、セルロースファイバー吹き込み用シートを張ります。
後はセルロースファイバーを吹き込み、吹き込み穴を塞げば完了
仕上げは、石膏ボードを張り、廻り縁と幅木廻りをコーキングしてビニールクロスを
張れば、簡単な気密施行となります。
因みに、室内の快適性はこの吸音性の高さと遮音性の高さの相乗効果で決まります。
建物の壁・床・天井は内壁材・断熱材・外壁材で構成されます。内壁材と外壁材は一般的に遮音性能が高い材質が使われます。
屋外の音は遮音性能の良い外壁材で遮音され、吸音性能の良い断熱材でさらにシャットアウトし、室内で発生する音は適度な反射音で居心地の良さを保ちつつ、吸音性能の良い断熱材で音漏れを防ぐ方法が理想です。
この意味でグラスウール断熱材よりも吸音性に優れたセルローズファイバーはとても有効な素材ですね。