昨日は設計勉強会

昨日は、東京へ日帰りでの設計勉強会へ参加してきました。
伊礼智先生による、「ここちよい居場所のつくりかた」のテーマに添っての勉強会です。
15名のベテラン設計士さんが受講されており、伊礼さんのアイディアや設計に対する気付き、思いなど、刺激になり勉強になる一日でした。
日頃、忙しくしているとどうしても固執してしまったり気付きに遅れ、素直に受け入れることができなくなることもあるので、このような勉強会の後はリフレッシュしたような気持ちになれます。
右の赤いTシャツが伊礼智先生

特別ゲスト講師の佐藤 重徳先生

会場はすばらしい建築重要文化財でもある、自由学園明日館(みょうにちかん)
自由学園明日館(みょうにちかん)は、1921年(大正10)、羽仁吉一、もと子夫妻が創立した自由学園の校舎として、アメリカが生んだ巨匠フランク・ロイド・ライトの設計により建設されました。
 明日館建設にあたり羽仁夫妻にライトを推薦したのは遠藤新。帝国ホテル設計のため来日していたライトの助手を勤めていた遠藤は、友人でもある羽仁夫妻をライトに引きあわせました。夫妻の目指す教育理念に共鳴したライトは、「簡素な外形のなかにすぐれた思いを充たしめたい」という夫妻の希いを基調とし、自由学園を設計しました。
 
 空間を連続させて一体構造とする設計は、枠組壁式構法(2×4構法)の先駆けとの見方もあります。木造で漆喰塗の建物は、中央棟を中心に、左右に伸びた東教室棟、西教室棟を厳密なシンメトリーに配しており、ライトの第一期黄金時代の作風にみられる、高さを抑えた、地を這うような佇まいを特徴としています。プレイリースタイル(草原様式)と呼ばれるそれは、彼の出身地・ウィスコンシンの大草原から着想を得たもので、池袋の界隈に開放的な空間を演出しています。道路を隔てた南西には、300人収容できる遠藤新設計の講堂がならび、重要文化財・自由学園明日館は構成されています。
上記(HPより抜粋)
一目で気に入った明日館、高さを控えた佇まいがすごくかわいいです。



この様に高さを押さえたカーポートも良いです。
(実際はカーポートではありませんが)

この下駄箱かわいいです。

玄関からのアプローチも高さを押さえながら、傘立てと腰掛けもすてきです。

教室も私にとってはここちよい空間

東京には背の高い人がいますね(笑)…