秋田市飯島 二階建てを平屋へ減築中 屋根組

建築資材が不足していた時代に建てられた建物ですので、木材を無駄なく短い材料を継ぎ足しながら建てられています。古い梁と柱は、かすがいでとめられているだけで、せいぜい羽子板が金具として取り付けられているのが普通の時代です。補強の必要な箇所には金物で補強しながら補修しています。

梁補強しています。

床を除いてほぼ綺麗に解体しました。

昔は最小限の木材でよく建てたものだと感心します。

二階の室内に一階の屋根下地を組んでいきます。

一階の屋根下地を施工した後に天気をみて二階の屋根の解体をおこないます。

大工さんの腕と経験が生かされます。

こちらの現場は、たまたま棟札をみて60代後半の大工さんが若い頃知っている棟梁の仕事とわかり、癖を知っているようです。この60代後半の大工さんがすぐ近くの棟梁の元で若い頃弟子として修行をしていたそうです。若い頃を思い出したように話をしていました。

リノベーションのヨシ