秋田市 ロスナイ交換
2024/07/22 カテゴリー:リフォームレポート YOSHIレポート 耐震・断熱・気密 省エネルギーリフォーム
新築時から長年使用していたロスナイ(同時給排気換気システム)が故障し、いよいよ交換を検討しました。25年経過しておりましたが、既設メーカーの現行品がありましたので、サイズはあまり変わらず設置できます。
設置場所は、トイレの天井裏で高さが30ー40㎝の本体がギリギリはいるくらいのスペース。奥に吊りボルトもあるためメンテナンススペースの正面からの取り出しは厳しく、現行品は、給排気の位置の変更で、蛇腹ダクトをグルッとまわして再設置する必要があり、さらにフィルター掃除のメンテナンスカバーが本体の下にあるため、天井に細工が必要と課題だらけ。天井を解体しようか検討しましたが、天井点検口を設置して下地を細工しスペースを確保しつつ本体を脱着し、定期的なメンテナンスにも対応できるようにできました。
代替品や後継品がない場合は、サイズや設置場所が変更になる可能性もありますので、10数年後に本体を交換することまで検討し設置場所を決めることも大事だとおもいます。
天井遮蔽型ではなく、壁掛け方式のフィルターなどメンテナンスの簡単な方法の選択が現在は推奨されます。
熱交換器や換気システムは新築時に取り付けるのは簡単ですが、メンテナンスが行われていない設備を多く目にいたします。当社では生活習慣やその人の性格などをお聞きしながら換気システムのご提案をいたしております。簡単なようで熟考が必要な換気方式です。
批判的な意見が多いパイプファン方式ですが、本物の高気密高断熱住宅であれば問題なく換気します。一番維持管理と日々のメンテナンスが簡単です。メンテナンスを忘れても機能しております。(高気密になっていないと換気機能は期待できません)熱交換器は今のような梅雨時期には湿度をコントロールできるタイプは快適です。熱交換システムの最大のメリットは梅雨時期かもしれませんね。
リフォームのヨシ