築53年の減築リノベーション 03 気密処理
2024/07/27 カテゴリー:リフォームレポート 耐震・断熱・気密 省エネルギーリフォーム
給水管と給湯管と排水管など床壁には穴を空ける必要があります
その隙間を丁寧に処理することが大切です
根太レス合板の下で気密処理をおこないます
合板の上からも気密処理を施工します
↓↓↓こうなります
給排気管を通すスリーブ気密処理です 管も動かないように合板で固定します
配線の気密処理です 本数が少ない場合は専用の気密部材を使用しますが 沢山の線が貫通しておりますので
下地木部に穴を空けてシール材を注入して1本1本固定します
気密検査機です 毎回丁寧に測定します
使用するサッシによっても大きく数字は異なったり、サッシの気密欠陥を発見することもあります どんなに施工に自信があっても万が一を考えて最低1回は測定します 住宅性能を保証できるように努力しております
通常は工事中と完成後と2度確認しますが今回はお引渡前測定のみでした
完成後全ての設備機器を取付ての実測値 C値は0.35㎠/㎡でした
C値は空間が小さくなればなるほどシビアになります
工事前の部屋です
この部屋の内側の部材を解体してセルロースファイバーを吹き込むと下記の様になります↓↓↓
サッシを交換してから不足材を追加して金物で補強した後に高さを調整してこのように断熱材を吹き込みます
優先するのは まず補強でその次に気密処理 断熱工事です
先張りシートへ継ぎ目のない大きなシートで壁面を気密処理していきます
サッシ周りの気密処理も丁寧におこないます
リノベーションのヨシ