キッチンの断熱改修 

3年前にリビングと水回りの断熱改修工事をおこないましたM様邸で、今回は寝室とキッチンの改装をお任せいただきました。

工事後暮らし始めて、リビングのFFストーブの設定温度になるとセーブ運転になり室温が下がりにくく灯油が減らなくなったそうです。

断熱工事をおこなっていないキッチンは、寒いのでガンガン暖めると、どんどん灯油も消費するのを対比して実感し、今回工事をお任せいただきました。

キッチン施工後のようす

築50年の10帖の広さのキッチン

アルミサッシ枠 単板ガラスから樹脂枠トリプルガラス

天井 セルロースファイバー吹き込み300㎜

壁  セルロースファイバー吹き込み120㎜

床  高性能グラスウール16K105㎜

照明器具リニューアル

内装 天井壁 ビニールクロス(一部壁 キッチンパネル) 床 クッションフロア

前回の工事で、置き型キッチンを一台だけ新しくしていましたので、ほかもリニューアルしました。

キッチン換気扇 プロペラファンからFF式レンジフードへ

施工前

施工中

床グラスウール施工中

透湿防水シート先張り後、敷き込みました。

天井セルロースファイバー吹き込み施工後

既存柱が120ミリの柱でしたので、不織布を先張り後に120㎜吹き込みをおこないます。

気密が高く隙間が少ない部屋を閉め切った状態で排気をすると、室内の気圧が低く(負圧に)なるので、キッチンのレンジフードは同時給排気タイプを使用します。

ダクト周りも気密処理はかかせません。

料理も食事も快適な空間で過ごしていただいているようです。

次回は、隣接する寝室の断熱工事をご紹介します。

リフォームのヨシ