協和の家 全面断熱改修工事
2012/02/09 カテゴリー:耐震・断熱・気密 省エネルギーリフォーム
とおし間になっている座敷には、障子越しに優しくなった光がたっぷりと入ってきます。
廊下からリビングを見たところ。床のパインフローリングとコルクタイル、秋田杉の舞良戸は、どれも天然素材なのでぶつかり合いません。
明りとり窓がポイントの洗面スペース。裏山の風景を見ながらだと、家事も楽しくなっていきます。
こちらも障子と同様に、100年もののアンティークの秋田杉・舞良戸です。
ふだん使っているリビング、ダイニングキッチンは18.5畳もあり、お子さん夫婦とお孫さんが遊びに来てもゆっくりできる広さです。
こちらは100年くらいたっているアンティークの障子。折れた桟は修理して、今でも現役で使っています。
ふすまや障子のアンティークな雰囲気をこわさないよう、照明器具のデザインにもこだわりました。
ただし、古めかしくならないよう、壁の色と素材は明るめの珪藻土を選択しました。
無垢のフローリングや天然素材のクロスの風合いを生かすために、設備のデザインは極力シンプルにしました。
敷地が国道沿いという立地条件にも関わらず、建物までのアプローチが40m以上もあるおかげで、通りの喧騒が一変します。
家の裏手には濃緑の森林を背景にした田園風景が静かに広がっています。