オーストリア・ドイツ木造建築・研修ミッション その10
2007/06/29 カテゴリー:YOSHIレポート
今回のミッションの中心は、カフマン氏の設計の建築物を視察して生の声を聞くことでした。
私の写真よりも、キレイな写真が載っている本です。
会社に置いてますので、どうぞご覧下さい。
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この写真は、本の表紙と同じ建物の写真です。
今回視察しました。
1750年に建築された修道院を学校へリフォームした現場です。
すばらしい!の一言です。あとは、なにも言葉は出ません。
カフマン氏設計によるワインショップ。
いつも、ここで購入するそうです。美味しいワインをカフマン氏に選んでいただきました。
カフマン氏とワインと私。
後ろには、ピーター・ズントー氏のブレゲンツ美術館。
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これで、一年前の資料をやっと整理できました。
写真は、全部で約1500枚撮影しています。
ここへ掲載出来たのはごく一部でした。
当初は、技術資料を撮影しようとしていましたので、ほとんどお見せする写真はありませんでした。撮影した写真は、部材、素材、工具、工法など、撮影者本人しか意味が分からない位、接写した写真など大半だったことを反省しています。そんな写真のなかから、やっと整理しながらUPしました。
想像以上に時間が掛かりました。
次回からは、楽しい写真を撮影できるように改善したいです。
この研修に行く前に感じていたことがありました。
いろいろな工法の家 → いったいどんな工法がいいのか。
いろいろな表現の宣伝による家 → ホントのことはなになのか。
新築とリフォームの境界線はどこなのか。
日本の家と、オーストリアの家はどのように違うのか。
などなど、沢山の??が解決出来ました。
当社は、どこを目指すべきなのか、しっかり見据えることができたのが一番の収穫でした。
世界トップクラスの仕事をする人の仕事を見て、考え方を聞いて、私たちの仕事にも自信を持つことが出来ました。
現在進めている方向で間違いないことを確信出来たことにより、安心して仕事をしていくことが、これからも出来ます。
今回の海外ミッションは、これにて終了です。
本年も、海外研修を予定しています。
世界のホントの情報源を目で見て聞いてさわって確認して、秋田に合わせて活用していきたいと考えています。
情報の氾濫しているこの世の中で、全ての事を調べることは出来ません。そのなかで、住に関するホントの事をフィルターとなって必要な人に、話していけたらいいなと考えています。