ドイツ建築・建材視察ミッション_その2_フラウンホーファ建築物理研究所
2008/03/19 カテゴリー:YOSHIレポート
今回のミッションの1つ。
フラウンホーファ建築物理研究所
最新の防湿層の研究をしている施設の視察である。
実験棟。
初日、ルフトハンザドイツ航空でミュンヘン空港へ到着
空港からホテルへ向かう途中。
ホテル到着、小さなバスの後ろで牽引んしている幌付き荷台に荷物をいれて運んだ。
前回も宿泊したチェーンホテル。内装もシンプル。
水まわり。日本より、部屋は暗い。
翌日、バスで移動。
ドイツっぽい風景。遠くにアルプスが見える。
外壁が、木の縦張りの小屋。
フラウンホーファ研究所 ホルツキルフェン 到着
この建物の中で航空機の室内環境を研究している。
事務所。
ここで、講習を受ける。
この部屋は、最新の吸音資材を使用してる。
音の反響を押さえて快適な音空間を作り出している。
見えないくらい無数に穴が空いている天井吸音材。
壁に設置している吸音材。
スクリーンで、講習を受ける。
ヒーター付きの雨樋。
雨樋が大きい。素材は、塩ビではなく板金で作成している。
木製の破風。
凍害のあと。
ここの研究所の特長である、実際の素材の試験をしている。
室内側は、温度と湿度を普通に生活している状態と同じように保たせている。そして、外部は厳しい環境にさらしている。
同じ白い塗料でもどのように変化するかの試験。
下地材による仕上げ方法の変化を検証している。
塗料の試験。
炭素入り断熱材の野積み。
塗り材の伸縮と木材の伸縮を調べて、適正を検証している。わずかな隙間から雨水が入り込むかを調べている。
防湿層の実験。
この実験に興味がある。
センサーを張り巡らしてデーターを蓄積している。
現在増設中の実験棟の基礎断熱部分。施工がいがいとラフ。
この地域は、ドイツの中でも気象条件が特に厳しい地域との説明を受けた。
確かに、歩くのも力が入るくらいの強風である。