オーストリア・スイスパッシブハウス木造建築研修_その10_マッシブホルツ集合住宅施工現場

KLH クロスラミナーパネルの施工現場

【現場メモ】
2階床スラブは、そのまま表して使用する。1階の天井にする。外気に接する天井側にはインテロを使用している。壁には使用していない。現在ドイツでは、天井側の通気層を使わないことも多い。(室内側に出すのだろうか?日本では、折角通気層を作るのが一般的になってきているのに、,,
?当たり 1800ユーロ 駐車場のコストが入っている。
キッチンはついていない。風呂は付いている。坪あたり 60万円位かな。
この州の決まり、一世帯に2台の車駐車場を設けなくてはならない
ソーラーパネルは、温水。発電パネルはあまり使用しない。
太陽光発電と太陽熱集熱では、オーストリアでは、電力は考えていない。
ポンプを動かしたりしたりするエネルギーを発電したりしている。
州や市から補助がある。一番多くて平米当たり600ユーロ。
日本は、選挙前に補助金が出ていたりするので、ヨーロッパはそういうことがないので
合理的である。
ただパッシブハウスだからいいと言うことではなく、社会システムが違う。哲学的に違う。
公的なエネルギーは、州、市町村が小さな単位で投資をして、社会資本としている。
学校などもパッシブハウスで建てなくてはならない。



クロスラミナーパネルは、図面に合わせてすでに工場で加工されているパネルをクレーンで吊って、組み合わせるだけです。

サッシ周りの防水気密処理。
よく、現場写真を接写するので意味がわからないと言われることがあるが、私は興味があるので、接写してしまいます。この写真をみるだけで、納め方が非常に参考になります。





外壁の通気層断面。


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つづく。