オーストリア・スイスパッシブハウス木造建築研修_その20_チューリッヒ湖畔ゴールドコースト 木造ファサード住宅
2010/06/07 カテゴリー:YOSHIレポート
チューリッヒ湖畔ゴールドコースト 木造ファサード住宅。
ここは、日本人が住む住宅を案内して頂いた。
この地域は、これ以上家をつくってはけないとか細かい条件があるので、住宅や土地の資産の価値がある。場所によって違うが、土地の贈与税が掛からないようになっている。ここら辺の土地は、値上がる一方で、子供が家を出た場合は、老後家を売って町に住むことになった場合は、数億の資産になり街中ににマンションを買ってゆっくり住める仕組み、資産形成されている。この家は、土地込みで購入した時点で2億5千万円位。しかし、いまは3億以上するのではないかとのこと。投資アドバイザーの話を聞いて建築するのが一般的。
洗濯室。広い。この中で、洗濯やアイロンがけまでおこなう。
キッチン。毎日使っているところだが、キレイに収納されている。
いくらでも光が欲しいので、カーテンを取り付けない。昔はレースカーテンを取り付けていたが、今は取り付ける人はいない。
セキュリティーシステムは、各部屋についている。何かあれば、すぐに警察へ通報される。セキュリティーシステムやその他防犯のための設備を整えることにより、家の保険が安くなる。
暖炉はあるが、高性能な住宅なので暖房目的には不要である。転売するときに高く売れるので、そのために最初からとりつける。火を見ていたいという気持ちだけ。
娘さんのお部屋。
ご主人の書斎。素晴らしい景色である。
息子さんの部屋。
蚊について。夏は、真っ暗にして虫除け用のキャンドルを使用している。蚊取線香なども使用している。網戸は、ホームセンターには売っているが、美観が崩れるために殆どの家庭では取り付けない。美観を重視する。
天気がよければ、ここで食事をしたりするそうです。豊かな空間ですね。
ゲストルーム。
地下貯蔵庫。
ワイン保存庫。
全自動の防犯兼外付けブラインドシャッターは、調光にも用いるが主に防犯用である。
日よけと防犯を目的にしている。東ヨーロッパ バルカン地方からのプロの犯罪集団が来るそうだが、比較的治安はいいそうだ。
塩でカルキを抜く。ここら辺は硬質の水、ミネラルが多い。
フィルターーーー→更に塩で洗うーーーー→お風呂・洗濯ーーー→ブリターー→水
つづく