オーストリア・スイスパッシブハウス木造建築研修_その14_チューリッヒ住宅公団
2010/06/04 カテゴリー:YOSHIレポート
ホテルを出てチューリッヒへ290kmの移動中。
外付けブラインドが付いている建物が多い。また、それを前提に設計された建物が多い。
オーストリアとスイスの国境。
川を越えて、故郷にさしかかると仰々しい警備があるのかと思っていたが、あまりにもあっさり通過したので写真を撮る時間もなかった。よっぽど、成田空港へ入る検査のほうが厳しく感じる。
黄色のポスト。
スーパーマーケット。
案内板。キレイにデザインされている。
路面電車。
これから、視察する現場。チューリッヒ住宅公団、木造アパートメントハウス5階建て。5棟のうちの2棟を見学させて頂いた。
鉄筋コンクリート造に見えるが、実は木造。コンクリートより長持ちする新しい木造の使い方が人気がある。
真ん中の階段部分だけた鉄筋コンクリート造である。その他は、木のエレメントです。
この建物の特長として、建築家とアーティストが一緒になってつくり上げていることです。
2002年完工。2010年なので8年立っている。少しづつ、コンクリートの部分が下がってきているそうだ。建物とエレベーターの水平位置がずれるのでわかる。
家賃について。
水道光熱費、雑費を入れて、一番安いところ家賃15万 チューリッヒでは、普通30万?40万払っている。ここの部屋は、20万円位とのこと。どう見ても公団住宅には見えない。
スイス労働者の最低賃金は、38万円とのこと。チューリッヒの町に住む人は、二つの仕事をして月の平均給料60万から70万得ている。この話を聞くと相当税金が高いのがわかる。物価が高いので、高額な所得を得ても、家賃と税金で無くなってしまうとのこと。
よく見かける郵便受け。郵便受けもデザインされていてキレイ。
日差しを遮るためのスクリーン。このスクリーン自体も統一の色でデザインされている。
どこ部屋にも、壁には絵や写真を飾っている。
スイスの人は、ベランダスペースを重要視する。夏を過ごす上で、大きなバルコニーを非常に大事にする。
外付けブラインドが格納されている。
外気の温度を簡単に測るための温度計を取り付けている。高性能の空間に住んでいるとあまりにも室内環境が快適なため、外の温度や湿度など全くわからなくなってしまうのでこれも必要ですね。
入居者の方。
家族の写真。
ベットルーム。ダブルベットでも、一人一人マットが分かれているのがほとんど。ほてるでも、このタイプが多く見受けられる。
家の中では、スリッパを履いてもらうように話しているそうだ。音の苦情対策と振動や響き対策としている。法律的には、規制されていないとのこと。
集合住宅では、ガレージで人と出会う機会が一番多い。生活の中で、一番人と出会う場所である。だから、通常であれば、配管がむき出しになるのであるが、それを気持ちのいい空間へ変える試みが施されている。
薄暗くなりがちな階段室に大きな窓を取付て光を沢山入れている。そして、空の絵が額縁に入ったようで、ここもデザインされている。
つづく