北秋田市 想像以上の洪水
2007/09/20 カテゴリー:YOSHIレポート
昨日午後に、私の実家へ向かった。
急ぎで戸籍謄本が必要なので車で1時間30分(片道)掛けて向かった。
前田の役場へ向かったのだが、駅前周辺は想像以上の被害だった。
役場 ここに私の戸籍謄本がある。
通常は、ここまで車で来ることが出来るのだが、町の中は一般車の全面通行止めになっていたので1キロほど徒歩でテクって来た。
やっと着いた役場は、洪水の被害を受けて戸籍書類が水没してしまったらしい。。。
災害時に申し訳ないなという思いもあったが、せっかく来たので戸籍謄本欲しいんですが、、、と話しをしたら「無理だなー。」と言われた。
「出せるようになるには1ヶ月くらいかかる」との事。
「そうですか ごくろうさまです」と言うだけで帰ることにした。
しかし、謄本が必要なことってあまりないけど、必要なときは急ぎなんですよね。
しかたがないな。と思い帰り道をテクる。
通行止めになっている橋。
水量のすごさが想像できる。
泥浸しになった町の清掃もだいぶ進んでいた。
使えなくなった家電や家具の山。
処分されるのをまっている。
水没した車もレッカーで移動されていた。
一度濡れた畳はもう乾かないので、処分するしかない。。。
被害の大きさに対して、その後の処理がとても早くなされていたようだった。
土建屋さんのブルドーザーがひっきりなしに走り回っていた。
一日も早く普通の生活になることをお祈りします!
心配になったので、実家をみてみた。
丘の上にたっているので、被害はなかった。
感謝です。
帰る途中の道。隣の川が氾濫して田んぼの中に大きな流木とコンクリートの固まりが点在している。この田んぼに川の水と一緒に流れ込んだと思われるモノが沢山あった。
想像を超える水量と水流による被害だ。
人の力では移動できないだろし、重機で移動するにも大変だろう。。。
いつも考えていることだが、住まいを考えるときは建物以前に土地の安全を第一に考えるべきだろう。便利さより、安全を優先する。
平穏時から考えるのではなく、万が一の災害時にも最小限の被害になるように考えてすすめるべきだと再確認した。